コード・ブルー邦画実写で15年ぶり興収100億円見えた 「踊る-」以来
歌手で俳優の山下智久(33)が主演し、27日に初日を迎えた「劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」が、邦画の実写としては15年ぶりとなる興行収入100億円超えの可能性があることが分かった。
フジテレビ系人気ドラマの劇場版は全国345館、439スクリーンでこの日公開されたが、同じフジ系ドラマの劇場版で興収46・1億円のヒットを記録した2016年の「信長協奏曲」との対比で172%(※27日午後3時時点)の発進。1月23日公開と時期的に厳しかった「信長-」に比べ、今作はこれから夏休みで盛況が予想されるだけに、配給の東宝関係者は「(興収100億円は)十分、可能性がある。行くでしょう」と手ごたえを口にした。
これまで邦画実写の“大台”超えは「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(173・5億円03年7月公開)、「南極物語」(110億円、1983年7月公開)、「踊る大捜査線」(101億円、98年11月公開)のみ。
女優・新垣結衣(30)ら共演者と都内で行われた舞台あいさつに登壇した山下は、司会のフジテレビ・佐野瑞樹アナウンサー(46)から絶好調のスタートを知らされると、「(今作をドラマから)10年間続けてこられたのも、支えてくれる皆さんが育んでくれたから。感謝の気持ちでいっぱいです」とあいさつ。佐野アナから「ものすごいようです。お客さんの入りが」と念押しされると、「あっ!ありがとうございます」と喜んだ。