歌舞伎俳優の尾上右近（２６）が２５日、東京・新橋演舞場で行われたメルセデスベンツの新型Ｃクラスの発表会見に出席。日本舞踊「石橋」を披露した。

　新車のテーマ「伝統と革新」が歌舞伎と共通することから、新橋演舞場では初となる自動車のイベント。右近は舞踊「石橋」の特別アレンジ版で会場を沸かせた。

　トークコーナーでは「我が家はうちの母も父も叔母もベンツで、師匠の（尾上）菊五郎のおじさんも。歌舞伎界の方はベンツ多いんですよ。小さいころから、車と言えばメルセデスベンツ。ベンツしか知らないぐらいの子どもでした」と“セレブ発言”。とはいえ、自身は運転免許を取得していないといい、「こういうお仕事をいただいたので、まず免許を取って、ベンツを購入させていただきたいと思っております」と話した。

　免許を取得し、ベンツを購入した暁には「鎌倉の海に行きたい」という右近。自身初の現代劇「ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル～スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ～」の東京公演を終え８月４日からは大阪公演が始まるなど多忙なだけに、ドライブデートについて問われると「デートとかも行けたらいいですけど、免許を取る時間もないくらいなんで…」と苦笑いしていた。