災害の視聴者投稿、NHK理事「自らの危険のないよう」と呼びかけ

 NHKが18日、都内の同局放送センターで定例の放送総局長会見を開いた。西日本豪雨の報道に関連して、テレビでの災害報道時で用いられることがある被災者が撮影した動画・写真の扱いについて、担当の荒木裕志理事が「自らの危険につながらないように」と呼びかけた。

 被災した人が自ら撮影した写真や動画は、災害の大きさ、被害を生々しく、深く伝えられる効果がある反面、撮影に熱中してしまうと撮影した本人が危険にさらされるというリスクが大きい。

 「気を遣っている」と話す荒木理事は、一般からの投稿動画・写真を受け付けている「スクープBOX」というウェブページで「撮影や投稿を行う場合は、安全に十分気をつけてください」と注意を呼びかけていると説明した。

 荒木理事は「普段スクープBOXを紹介するときも、とにかく身の安全を呼びかけてやっています。これからも、そうした映像を撮ることで、自らの危険につながらないように、これからも運用していきたいと思いますし、最善の注意をはらっていきたいと思います」と語った。今回の豪雨でも「投稿写真、現地で撮ってもらっている写真はたくさん寄せられる状況もありますので、有効に使いつつ、安全に十分に注意していただけるような呼びかけを、細心の注意をはらっていきたいと思います」とした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス