是枝監督 次作は母と娘の確執描く カトリーヌ・ドヌーヴ主演で映画化

 是枝裕和監督
 カトリーヌ・ドヌーヴ(C)Maurizio Gambarini/Anadolu Agency/Getty Images
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 「第71回カンヌ国際映画祭」で「万引き家族」がパルムドールを受賞した是枝裕和監督(56)の新作が、母と娘の確執を描いた映画となることが15日、分かった。タイトルは「ラ・ヴェリテ」(原題)。主演はフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴ(74)、娘役をジュリエット・ビノシュ(54)、娘の夫役をイーサン・ホーク(47)が演じる。

 今年5月、カンヌでの受賞直後には一部で「新作はコメディー」と報じられたが、実際には親子の物語。フランスのスター女優である母と元女優志望の娘の確執を描いている。

 15年ほど前に執筆を断念した戯曲を、ビノシュとの交流が始まった7年前から書き直し始め、ついに映画化にこぎつけた。理想のキャストを得て、海外でメガホンを取る是枝監督は「刺激的なチャレンジになる」と意気込んでいる。

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