松岡修造 自身について「メンタル弱かった」と告白…ウィンブルドンベスト8も

 元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造(50)が8日、都内で著書「弱さをさらけだす勇気」(講談社)の出版記念イベントを行い、開始前に会見した。

 松岡は1995年の全英選手権(ウィンブルドン)で日本人男子として62年ぶりにベスト8に進出した。この実績などで「強い」と思われがちだが、松岡自身は「本当に弱い。メンタルも弱かった」と明かし、この本を書く動機は「その弱さをどのように強くしていったかを伝えたかった」と説明した。

 そのウィンブルドンでは現在、錦織圭(28)がニック・キリオス(豪州)を下し、2年ぶり3度目の16強進出を決めた。松岡はテレビ観戦で錦織の勝利を見届け「きょうはうれしい寝不足です。芝の弱さが強さになっている。最高のプレー。優勝目指していいと思う。錦織選手は“芝を制した”という感じがあった」と熱く熱く分析した。

 さらに松岡は「決勝まで行ったら、センターコートに(応援に)行こうかな。早くオレのベスト8なんて抜いて、優勝をもぎ取ってほしい」と熱烈なエールも送った。

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