綾瀬はるか『セカチュー』に全てを捧げ「辞めてもいい」と引退覚悟

 女優の綾瀬はるか(33)が7日放送のTBS系「サワコの朝」に出演。ヒロインを演じ大ヒットとなった同局のドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)を振り返り、「この作品が終わったら、もう辞めていいという気持ちで臨んでました」と引退覚悟の全身全霊で挑戦したことを明かした。

 「世界の-」は白血病に倒れるヒロインのアキ(綾瀬)とそれを支える朔太郎(山田孝之)の切ない恋物語。16歳で上京した綾瀬にとって、自分から「やってみたいと初めて思った役」だった。「原作を読んでいて、アキと朔ちゃんのキラキラしたものとか…気持ちが強すぎて、オーディションでは台本を持つ手が震えて、セリフが聞こえなかったくらい。でもやりたい気持ちは伝わった」と振り返った。

 作中、アキは病気のため頭を剃るが、このシーンはスキンヘッドのカツラではなく綾瀬も実際に剃髪。「剃ってみたいって思いました。坊主にしてみたいと思っていましたから」と笑顔。だが剃髪中は鏡に幕を下ろされ、実際に剃っている姿は見ないまま。「落ち武者みたいだったらしいです。見なくてよかったと言われましたから」とサバサバとした様子を見せた。

 また台本には「やせて筋が見えて」と書かれていたため、「7キロくらい痩せました」と女優魂を見せつけた。だが痩せたあとで回想シーンがあったため「4日くらいですぐ戻りました。6食くらい食べて、1日で4キロくらい戻りました」と綾瀬。「でも本当にアキちゃんに全部捧げた。アキちゃんを演じたら、辞めてもいいって」と当時の心境を思い起こしていた。

 自身を「負けず嫌い」と称する綾瀬。「ここで負けられないというのがあって、よく部屋に帰って泣いてました。目を腫らして(現場に)行ったことはあったけど、みんなの前では泣かなかった。一人でベッドで泣いてました」と意外な一面も明かしていた。

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