ＮＨＫは５日、都内の同局で定例の会長会見を開いた。６人組ロックバンドのＳｕｃｈｍｏｓ（サチモス）が手がけた２０１８ＮＨＫサッカーテーマ「ＶＯＬＴ－ＡＧＥ（ボルテージ）」が「盛り上がらない」と賛否両論があることに、「テーマソングとして定着して欲しいと思っています」と見解を述べた。

　上田良一会長は「Ｗ杯始めるときの一番最初に流れている曲ですよね。『素晴らしい曲』と視聴者から（声が）あって、そういった意味では、様々。楽しんでいただくためのテーマソングとして定着して欲しいと思っています」と述べた。年末の紅白歌合戦出場については「みなさんから喜んでいただければ、また現場で対応することになるかと」と話した。

　Ｓｕｃｈｍｏｓは、コロンビア戦のパブリックビューイングが行われたＮＨＫホールのハーフタイムショーとして「ＶＯＬＴ－ＡＧＥ」を披露したが、「どう反応していいかわからない」などと棒立ちだったと声が上がっていた。

　同バンドは担当が決まった際に、「ＮＨＫサッカーテーマを担当することができて、とても光栄です。この曲とともに、数多くの感動的なシーンがうまれることを楽しみにしています」とコメントを寄せていた。