ちばてつや氏 「ドカベン」終了の同い年水島新司氏を直筆画でねぎらう「大変なこと」

 「あしたのジョー」などで知られる漫画家のちばてつや氏(79)が30日、ブログを更新し、46年続けてきた「ドカベン」を終了した漫画家・水島新司氏(79)を、直筆のイラストとメッセージでねぎらった。ちば氏は水島氏と同じ昭和14年生まれ。草野球仲間で親交も深い。

 ちば氏は「国民的人気マンガ『ドカベン』が、ついに終わることになりました。水島さんとワシは同じS14年生まれだし何度も何度も、相手をしてもらった草野球の仲間」と記した。水島氏は草野球チーム「ボッツ」を率い、ちば氏は「ホワイターズ」で、何度も対戦したという。

 同じ漫画家として、「それにしても、週刊誌連載で、毎週一本の作品を描きあげるのも大変なのに、46年描き続けるというのは大変なことです」と偉業を称え、「しかも、一本の中に必ず野球の面白さのエキスが入っているからたいしたもの。」と感嘆。

 「『ドカベン』を読んでプロ野球選手になった人は、たーくさんいます。水島作品を読んで漫画家を目指した人もたーくさんいます。本当にお疲れ様でした。長い間、ありがとうねー。」とねぎらった。

 ブログには直筆で「永い間よく頑張りました」などのメッセージとともに、水島氏の肩をポンポンと叩くように抱くちば氏の2ショットのイラストが。ちば氏には「ゆっくりお休み~」と吹き出しがついており、涙がポロリ。日本漫画界の巨匠2人の絆を感じる感動的なイラスト(画)となっている。

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