事故で両下肢麻痺の猪狩ともか 10月の障スポ開会式に出演決定

 強風で倒れた看板(木製の案内板)の下敷きとなり、脊髄損傷による両下肢麻痺となったアイドルグループ・仮面女子の猪狩ともかが、10月13日に開幕する「福井しあわせ元気大会」(第18回全国障害者スポーツ大会:障スポ)の開会式に出演することが7日、分かった。同日、猪狩がブログで発表した。

 猪狩では「開会式に出演させて頂くことになりました!!」とファンに報告。仮面女子は福井県鯖江市の「めがねのまちさばえ大使」として活動しており、今年1月にも福井県を訪れていた。

 鯖江市のYouTubeチャンネルに投稿された「めがねのまちさばえ大使1周年ムービー」という動画では、応援のメッセージも送ってくれていたそうで、猪狩は「そんな温かな福井県で行われるイベントに参加できることを心から嬉しく思います。」と復帰の日を心待ちにしていた。

 そして「私は突然、車椅子生活となりました。でも、新しい夢や目標もたくさんできて、これからの人生も明るく生きていこうと今リハビリに励んでいます。素晴らしいイベントになるように微力ながら努めさせて頂きます!!」と意気込みを記していた。

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