和歌山資産家変死事件で家政婦証言「当日昼食はしゃぶしゃぶ」小川泰平氏が直撃取材

 和歌山県田辺市の資産家で酒類販売会社社長の野崎幸助さん(77)が5月24日に自宅で急死し、遺体から覚醒剤成分が検出されたことから、和歌山県警が事件性もあるとみて捜査中の案件について、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は2日、デイリースポーツの取材に対し、60代の家政婦を直撃して得た証言などを元に、死の直前までの野崎さんの状況を明かした。

 小川氏はこの日、田辺市内の野崎さん宅など現場を取材した。家政婦の証言によると、野崎さんは日頃から健康には非常に気を遣い、「肉は身体にいい」として、昼食はいつも肉料理。当日は牛肉のしゃぶしゃぶを妻(22)と食べたという。

 家政婦は夜食のうどんを夫婦のために作り置きし、午後4時過ぎから4時間ほど外出。野崎さん夫婦に気を遣い、いつもこの時間帯は外に出ていたといい、同8時過ぎに帰宅後、同10時過ぎに野崎さんが倒れていることを妻から聞き、会社の関係者に連絡してから救急車を呼んだが、野崎さんは亡くなっていた。直前まで元気で、いつもと変わった様子はなかったという。

 野崎さんは2016年に出版した著書「美女4000人に30億円を貢いだ男」で話題となり、“紀州のドン・ファン”の異名でマスコミに度々、取り上げられていた。55歳年下の妻とは今年2月に結婚。小川氏が取材した家政婦によると「夫婦仲はよかった」というが、浴室は1階と2階に分かれ、野崎さんは2階、妻は1階の風呂に入っていたという。

 和歌山県警は同29日に家宅捜査して押収されたものもあったが、小川氏は「具体的な品名を明かすことは警察から止められているようです」と明かした。

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