フジ社長 「万引き家族」受賞で「感無量」…是枝作品放送も決定

 フジテレビは25日、都内の同局で定例会見を行った。「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルムドールを受賞した是枝裕和監督の最新作「万引き家族」(6月8日公開)を製作した同局の宮内正喜社長は「感無量の思い」と喜び、祝福した。

 会見冒頭は映画の話題で始まった。社長は「是枝監督は、家族の関係のテーマが多かった。『万引き家族』が最高賞を獲ったということで、世界にも受け入れられたと喜んでいます。タッグを組んで映画製作をやってきました。大きな記念すべきタイミングだった。感無量の思いでございます」と述べた。是枝監督はフジテレビのドキュメンタリーを手がけ、同局と関わってきた。社長は「ドキュメンタリストから始まり(フジテレビと)接点もできた。感無量」と称賛していた。

 受賞を受けて、6月2、3日に先行上映が決定したことも発表した。さらに、6月9日には地上波で是枝作品「海街diary」の放送も決めた。社長は「地上波と共に是枝ワールドの素晴らしさに触れて頂きたい」とアピールした。

 映画は夫婦役のリリー・フランキーと安藤サクラのW主演。樹木希林演じるおばあちゃんの年金を頼りに、子供に万引きをさせながら暮らす一家の絆や秘密が描かれる。

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