津川雅彦 夫ある身のデヴィ夫人と結婚報道の過去…互いに「ひかれた」と告白

津川雅彦
デビ夫人と津川雅彦の熱愛を伝える本紙紙面=1969年6月13日付
2枚

 女優で日本舞踊家の朝丘雪路(あさおか・ゆきじ、本名・加藤雪会=かとう・ゆきえ)さんがアルツハイマー型認知症のため4月27日に亡くなった。82歳。4、5年前から症状が悪化し、一時は別居していた夫で俳優の津川雅彦(78)による献身的な介護を受け、最期は都内の自宅で旅立った。

 芸能界きってのプレイボーイとしてしられる津川。1973年に朝丘さんとの結婚後も数々の浮き名を流した。「1人の女性を何十年愛し続けるってのは、男には無理なの」と公言する津川を手のひらで転がすように、朝丘さんは津川の女性のウワサにも、目くじらをたてることはなかった。

 津川といえば1969年6月、デヴィ夫人との熱愛が報じられたことがある。デヴィ夫人は当時、スカルノ前インドネシア大統領の第3夫人。津川は独身だった。

 2人が知り合ったのは69年5月。夫が失脚し、ショックを受けているデヴィ夫人を慰める会だった。互いにひかれあい、すぐに親密な関係になり、同年6月には結婚説が報じられ、津川とデヴィ夫人が会見する騒動に至った。

 先に会見した津川は「惚れあっているのは事実ですが、まだプロポーズもしていないんですよ」とデヴィ夫人への“愛情”を真剣告白。結婚については白紙とした上で、「僕はもともと女性の美しさは優雅な生活から生まれると思ってました。その点、彼女はぴったりの人だと思っていますね」と魅力を熱っぽく語った。

 翌日にデヴィ夫人も会見。「夫ある身で、ほかの男性を愛していることは世間で許されないでしょう。でも、津川さんから大切にされ、心をひかれた」と“夫がある身”でありながら、津川を愛してしまったことを赤裸々に告白。「離婚をしていないのに、どうして(結婚が)ありうるでしょう。2人の間に“結婚”という言葉は出ていません。愛しているとは言っていないし、言葉で言うことはできません。誠実さにひかれた」と微妙な表現ながら、津川への熱い思いを語っていた。

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