NMB市川美織が卒業 涙で「アイドルやりきった」…レモンにもどん底あった

 NMB48・市川美織(24)が1日、大阪・NMB48劇場で卒業公演を行い、AKB48時代から8年間のアイドル活動を終了した。今後もタレント、女優活動を継続する。

 最後のステージもファンに「フレッシュレモンになりたいの~」の謎フレーズで挨拶。公演のラストに行われた卒業セレモニーでは「8年間、私の存在を許してくれて、ありがとうございました」と涙を流して感謝した。

 2010年にAKB48入りした当時を「高橋みなみさんという小さな巨人を見て、小柄でも皆を引っ張れる存在になれる」と憧れ、それまで芸能活動で挫折が続いていたが「やり切って終わろう」と決意したことを明かした。

 「フレッシュレモンになりたい」とのやや無理のある設定を貫き、独特の存在感で人気に。しかし「だんだん後退して『レモン捨てた方がいい』と言われ、握手会の人の列がなくなって…」と苦しかった時代を回顧して、涙を流した。

 市川は14年に完全移籍したNMB48での新生活を「皆さんが『レモンババア』とイジってくださって、どん底からすくい上げてくれました。アイドル生活をやり切ったと思えるくらい、笑って終われることができました」と感謝。「アイドルの8年は終わったけど、市川美織のこれからは長いし、こんなんで泣いてちゃダメだよね」とほほ笑んだ。

 この日は客席に来ていた父親を紹介し、家族にも感謝。「これからはお給料も減って、生活が苦しくなりますが、なんとか有名になって、老後の面倒をみさせてもらいます」と約束していた。

 最後までナゾ設定を崩すことなく「ああっ、もうすぐレモンになってしまう」。山本彩(24)らから一斉に「なりたかったんと違うの?」と総ツッコミを食らい、笑いに包まれていた。

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