小林幸子 三宅裕司舞台で紅白ネタ「触れちゃいけないかな…」
タレント・三宅裕司(66)と歌手の小林幸子(64)が18日、都内で行われた熱海五郎一座「船上のカナリアは陽気な不協和音」(6月1日初日、東京・新橋演舞場)の音楽リハーサルに参加した。
笑いに音楽をちりばめた東京喜劇の今作は、豪華客船の中で起こる物語。座長の三宅はこの日、劇中は客船に常駐する設定で、実際に07年に結成した自身が率いる17人編成のビッグバンド「三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestra」のドラム担当として参加した。「少年時代」を披露後、ゲスト出演する小林を招いて「もしかして」でコラボ。小林がジャズ調で歌い上げる中、三宅も気持ち良さそうに演奏した。小林から「(1カ月公演でドラムを)毎回やるのはしんどいでしょう?」と心配された三宅は、「だから芝居の部分は手を抜きます」と宣言して笑わせた。
ある事件から、精神的にうまく歌えなくなる演歌歌手役の小林は「台本を読んで爆笑した」といい、三宅から「舞台上では笑わないで」と忠告された。
また、三宅は「触れちゃいけないかなというところも触れていいと。分かりづらいかな。紅白のこと」とチラリ。小林が15年に特別出場して以来、出演していない紅白の話題をいじる場面があるとした。
また、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太らキャスト陣のスケジュールの都合で、全員そろっての通しげい古は3回程度になる見込みという。出演者のセリフ覚えを心配された三宅は「リーダー(渡辺正行)以外は覚えてくる。前々回かな?彼は自分が犯人だと知らず、台本を読んで『オレ、犯人かよ』って言ってた」と暴露していた。