隆大介 台湾空港での事件を謝罪 舞台挨拶で「申し訳ありませんでした」
2015年3月に台湾・台北の空港で職員に暴行して逮捕される事件を起こした俳優の隆大介(61)が7日、都内で、3年ぶりの仕事復帰作となった映画「私は絶対許さない」の初日舞台あいさつに出席。3年前の騒動を謝罪した。
黒のスーツ姿で登場した隆は「初日のおめでたい日に私的な事で恐縮ですが、この場をお借りして一言お詫びしたい。3年前に不祥事を起こしました。お騒がせして申し訳ありませんでした」と自ら切り出して謝罪した。続いて、「映画は社会的な意義深い作品だと思っています。この役で参加出来たことを俳優として誇りに思います」と語っていた。
映画は15歳の元旦に集団レイプに遭い復讐だけを胸に生きてきた女性を描き、隆はレイプ犯の一人である若者の養父・早田役で3年ぶりに仕事復帰した。
隆は15年3月21日に台湾の桃園国際空港で口論になった職員にケガを負わせ、逮捕された。同年5月19日に被害者との和解が成立し、6月15日に現地の裁判所で罰金刑が確定。7月1日に帰国し、同日、当時の所属事務所を解雇された。