清水アキラ 良太郎氏の芸能界復帰を否定「二度と同じステージに立つことはない」

約1年半ぶりの有料ライブを行った清水アキラ=東京・三越劇場
約1年半ぶりの有料ライブを行った清水アキラ=東京・三越劇場
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 ものまねタレント・清水アキラ(63)が5日、東京・三越劇場で行われた「昭和を飾ったあの人この人そして…」に出演。得意とする研ナオコ(64)の「夏をあきらめて」、橋幸夫(74)の「潮来笠」などを次々と披露した。有料ライブは良太郎氏と共演した2016年11月の博品館劇場以来。

 トークでは「悪いことがあるけど、いつか楽しいことがある」「子育てについて話します。みんな聞く耳持たないか」などと、昨年10月11日に覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕され、12月22日に懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けた三男で元タレントの清水良太郎氏(29)を思わせる発言もあった。

 終演後には取材対応。逮捕後に自身が設立した事務所・清水エイジェンシーから解雇した良太郎氏について「世間様の信用もない。家族にも信用無い。まずは家族の信用得るために一生懸命努力している」と話し、現在、良太郎氏が仕事をしているかについては「私の所には(仕事をしているとは)届いていない」とした。清水プロ社長で良太郎氏の兄の友人氏によると、現在は良太郎氏が外出する際は家族で把握し、健康状態も良好だという。

 今後の良太郎氏の芸能界復帰については「本人は分からないけど、私はライトが当たるところは見えてないんじゃないかと思う」と復帰を否定。「(信用回復には)相当な時間がかかる。私ですら時間がかかっている」と話し、「出来ればせがれと同じ舞台に立ちたかったけど、今となっては二度とせがれと同じステージに立つことは無いと思う」と復帰も共演もないと断言した。

 息子が判決を言い渡された当日、清水は「これで終わったわけではなく、社会的な責任を重く受け止めております」と書面で心境を明かし、「確実に更生するには、家族のサポートも重要だと思っておりますが、良太郎本人の自覚と強い意志がなければ、乗り越えることはできないと思っています」と覚悟を促していた。

 清水は4日のブログで「何かと元気がなかった私に三越劇場の話しが来て、私の友達の業者が、、、やろうぜ!と云う事で重い腰を上げた、、、リハーサルを重ねて行くたびに心も身体も、、、集中してきた」とこの日の舞台への思いをつづっていた。

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