２０１７年の「第３０回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で敗者復活戦からグランプリに輝いた綱啓永（つな・けいと＝１９）が、大手芸能事務所ワタナベエンターテインメントに所属し、芸能活動を開始することが２０日、分かった。オーディションの審査で共演した事務所の先輩、ブルゾンちえみ（２７）も「魅力に気づかないなんて、ダメウーマン！」とぞっこん。綱は「溝端淳平さんや菅田将暉さんのような俳優になりたい」とジュノンの先輩と並ぶ活躍を誓っている。

　リベンジボーイが、俳優という夢への一歩を踏み出した。

　綱は１７年１１月のジュノン－で、過去最多１万７２９３人の頂点に立った。３次審査で落選したが、携帯サイトの人気投票による敗者復活戦で勝ち上がる史上初の“逆転劇”だった。最終選考会の告白審査では、スタッフのアドバイスから、ブルゾンちえみにバックハグを決める大胆プレイで、ブルゾンだけでなく審査員のハートをキャッチした。

　所属事務所は２０社以上による争奪戦。選定の際、アドバイスをしたのがワタナベ－のスタッフと後に分かった。相手役のブルゾンも所属していることから「ご縁を感じ、僕の将来を熱心に考えていただいていることも分かった」と決定。城田優や志尊淳らイケメン俳優から、中山秀征、ネプチューン、さらには加藤一二三・九段まで、多種多彩の先輩に仲間入りすることになった。

　千葉県在住で現役大学生の綱。「ジュノンの先輩、溝端淳平さんや菅田将暉さんのような俳優になりたい」と目標を語り、「少しでもハンパな気持ちがあったら通用しない、本当に厳しい世界だと思う」と覚悟を決め、歌とダンス、演技のレッスンに励む日々だ。

　若い女性たちが、３５億の細胞レベルで恋をしちゃう新進俳優が誕生した。

　ブルゾンは「みんな！綱啓永の癒し系ルックスに、『かわいい現役大学生』って思ってるんじゃない？ダメウーマン！啓永はただの１９歳じゃないの。スーツでバシッとサックス吹きならすし、華麗にバックハグきめちゃう男なの。甘くみてるとコロッといっちゃうので、要注意！今後のツナケイの活躍、見たくない？」とコメントしている。