稲村亜美に球児殺到「監督は性的暴力と教えないといけない」深澤真紀氏が持論

 コラムニストの深澤真紀氏が14日、フジテレビ系「とくダネ!」で、リトルシニアリーグの開幕式で始球式を行ったタレントの稲村亜美に出場選手が殺到したアクシデントについて、指導者たちへ「これは暴力であって、しかも性的暴力であるということを本当に教えないといけない」と厳しい表情で呼びかけた。

 番組では、稲村に中学生球児が殺到し、球児数人が怪我をしたアクシデントについて報道。集まった球児は3000人から4000人とも言われ、それらが始球式を終えた稲村目がけて殺到していく映像がツイッターなどで拡散され、球児だけではなく、運営側などにも非難の声が挙がっていた。

 稲村自身も所属事務所を通じてコメントを発表し、痴漢行為など体を触れることはなかったことなどを明言しており、運営側からもすでに謝罪の言葉をもらっていると説明している。

 これに深澤氏は「稲村さんは冷静なコメントを出されて、神対応、プロという方もいるけど、稲村さんは全く問題ない、お気の毒でかわいそうですし、子供だからそう言うしかなかったんでしょうけど」と、稲村に同情。そして今回の騒動がシニアリーグの大会で起こったことから、チームを指導する監督たちへ「今回、監督たちがすることは、これは暴力であって、しかも性的暴力であるということを、スポーツマンなのですから、本当に教えないといけないし、これ、結構笑い事にできない深刻な問題だと思う」と苦言を呈していた。

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