濱田祐太郎 紺野ぶるまの賞賛行動に感謝「僕の優勝霞む」で笑い…優勝後初舞台

 ピン芸人ナンバー1決定戦「R-1ぐらんぷり2018」で優勝した、ほぼ盲目の漫談家・濱田祐太郎(28)が10日、大阪・よしもと漫才劇場の公演に出演した。この日が、R-1優勝後初となる舞台。

 客席からの「おめでとう」の歓声に迎えられた濱田は、笑顔を浮かべて会釈。「ネタを2本やるんですが」と切り出した後に「R-1に1番いいと思うネタを2本持っていったんで、これからしばらく、面白くなくなります」と笑わせた。さらに客席に「トイレ休憩にどうぞ」と促して、笑いを増幅させた。

 ステージで濱田は優勝後の反応が気になり、周囲に聞いたところ「ネット上で紺野ぶるまさんの好感度が上がっている」と教えてもらったことを明かした。

 紺野はR-1決勝第1ラウンドで、濱田と同じCブロックに出場。審査を受ける際は、隣に立っている濱田が得点が次々に加算されてゆく表示モニターが見えないため、濱田の耳元で「3ポイント入った」と実況で伝え続けた。自身に得点が入らない中での行動に、ネット上では「あの状況で、なかなかできることじゃない」「かっこいい」と賞賛されている。

 濱田は、紺野の行動に賞賛の声が集まっていることを紹介して感謝しながら、「僕の優勝が霞んでいく」とボヤいて、笑わせていた。

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