中村ゆりか、誕生日サプライズならず「おっちょこちょいマネジャーさん」が…
女優の中村ゆりかが3日、都内で行われた主演映画「ラーメン食いてぇ!」(配給・ブロードメディア・スタジオ、新宿武蔵野館ほか全国で公開)の初日舞台あいさつに出席した。
4日に21歳の誕生日を迎える中村のために、作品にちなんだラーメンを模したバースデーケーキが“サプライズ”で持ち込まれたが、当の中村はマネジャーからのメールで事前に知っていたと告白。「おっちょこちょいマネジャーさんだなと思いました」とほほえましいエピソードとして披露していた。
作品の主題歌を担当した韓国のグループ7O’Clock(セブンオクロック)がケーキを手に登場。中村が笑顔でケーキを一口食べて「ラーメン食いてぇ!」と決めぜりふを言ったところまでは良かったが…。苦笑いをしながら「言っていいのかわからないんですけど、実は私のマネージャーさん、メールで今日の舞台あいさつの中でサプライズがあると。言われて。これって私、知ってたらダメですよね」とサプライズになっていなかったことを告白した。
この日は共演した葵わかな、石橋蓮司、熊谷祐紀監督、音楽監督のオ・ジュソン氏が出席した。同作品は150万PV以上を記録した同名のweb漫画が原作。人気ラーメン店「清蘭」の店主・紅烈土(石橋)が妻に先立たれ生きる希望を失っているところに、孫娘である茉莉絵(中村)が自殺を図ったという一報が届く。一命を取り留めた彼女だったが、「清蘭」のスープを飲んだことがきっかけでラーメン作りに目覚めるようになる、というストーリー。葵は茉莉絵の親友・コジマを演じ、ともにラーメン修業に挑む。
葵は「私は麺の湯切り担当だったので、ひたすらにひらざるを使いこなす練習っていう感じだったんですけど。あのひらざるが本当に重くって、しかも簡単そうに見えるけど難しいんですよ。ざるの重さもあるし、それにプラスめんというさらに重いものが加わって。練習すればするほど腱鞘(けんしょう)炎になるっていう」とラーメン作りの難しさを実感したという。
撮影以来の再会だと話す中村については「印象はあまり変わってないですけどね。その時から今もずっとカワイイです」と美貌をたたえていた。