眞子さま結婚延期 宮内庁、週刊誌報道は否定…天皇陛下の退位など考慮か

 宮内庁は6日、婚約が内定している秋篠宮家の長女眞子さま(26)と国際基督教大(ICU)時代の同級生で法律事務所勤務の小室圭さん(26)について、11月4日に予定していた結婚式など関連する一連の儀式を2020年まで延期すると発表した。眞子さまの結婚の意思は変わっていないとし、天皇、皇后両陛下にも報告し、尊重してもらったとした。眞子さまは、宮内庁を通じ「十分な準備を行う時間的余裕がないことを認識するようになりました」との2人の気持ちを文書で示された。

 眞子さまは文書で「昨年5月、予期せぬ時期に婚約報道がなされました」と振り返った上で、「いろいろなことを急ぎ過ぎていたのだと思います」と説明。今後は「結婚についてより深く具体的に考えるとともに、結婚までの、そして結婚後の準備に十分な時間をかけて、できるところまで深めていきたいと思っております」と記した。

 20年までとした延期期間については「皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後」とし、天皇陛下の退位などを念頭に置いているとみられる。

 関係者に影響が出ることには「私たちの未熟さゆえであると反省するばかりです」とし、「協力してくださっている方々に多大なご迷惑とさらなるご負担をお掛けすることとなり、大変申し訳なく思っております」ともつづった。

週刊誌報道は否定

 小室さんについては、親族に金銭トラブルがあるとの一部報道があったが、宮内庁は「週刊誌の報道があったからというわけではない」と、延期との関連を否定した。

 眞子さまの婚約は、昨年9月に天皇陛下が結婚を認める裁可をして内定。宮内庁は昨年11月、結納に当たる「納采の儀」を3月4日に東京都港区の赤坂御用地内の秋篠宮邸で、結婚式を11月4日に千代田区の帝国ホテルで行うとしていた。

 戦前には昭和天皇の結婚式が関東大震災の影響で先送りされたり、戦後も皇族の逝去で婚約内定の発表を一時見合わせたりした例はあるが、災害発生などを理由としない延期は異例の対応。

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