映画版「小泉会」結成!? 芸能界の“都市伝説”豪華女優陣で再現

主演の小泉今日子
映画の相関図
2枚

 女優の小泉今日子(51)が、映画「食べる女」(9月下旬公開)に主演し、沢尻エリカ(31)、前田敦子(26)、鈴木京香(49)ら豪華女優陣と共演することが29日、分かった。鈴木以外の沢尻、前田ら6人とは初共演。「料理」と「セックス」をテーマに、小泉演じる主人公を中心にした“女子会”や、おのおのの恋愛模様が描かれる。原作、脚本の筒井ともみさんが、同名小説を発売した04年当時、演出家の故久世光彦さんと「映像化するなら小泉」と意見を一致させ、熱烈オファーしたという。

 個性豊かな女優たちが小泉のもとに集う。小泉にとっては、沢尻、前田、広瀬アリス(23)、山田優(33)、壇蜜(37)、シャーロット・ケイト・フォックス(32)と、ほとんどが初共演となる。

 原作は「料理」と「セックス」をテーマにした短編集。小泉は恋の悩みを抱えた女性たちの相談を受け、料理を振る舞う主人公・敦子(とんこ)役で、50品目以上の料理が登場する。

 芸能界には、小泉がプライベートで開く“小泉会”と呼ばれる食事会が存在するという都市伝説があるが、それを想起させる食事シーンは見どころの1つ。小泉と鈴木以外には「笑えるぬれ場」(関係者)も用意されており、こちらも注目だ。

 小泉に白羽の矢を立てたのは、「時間ですよ」「ムー」などを手掛けた昭和の名演出家の久世さんだった。小泉は「花嫁人形は眠らない」(86年)で演出を受け、恩師と慕っていた。久世さんと筒井さんは小泉の主演ドラマ「センセイの鞄」(03年放送)で監督と脚本を担当。「(今作を)映像化するなら小泉さん。食いしん坊だし、見ているだけでおいしく感じる女優」と話し合っていたという。

 構想から10年以上。脚本が完成した15年夏ごろ、小泉にオファーし、スケジュールが空くまで2年半待って今月8日にクランクインした。小泉は語り部的な“受け”の演技に「動かない主人公でなかなか難しい。初めての経験をしてます。時間を掛けて下ごしらえをしたこの作品に参加出来て光栄」と燃えている。

 筒井さんは「貴乃花親方が『横綱の本当の強さは動かざることだ』と話していた。小泉さんも横綱演技」と絶賛している。

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