GENKING 性別適合手術前日の動画公開「すごく怖い」と涙…応援コメに感謝も

この日発売したGENKINGの自叙伝「僕は私を生みました。」
タレントのGENKING
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 昨年5月にタイで性別適合手術を受けたタレントのGENKINGが29日、自身のインスタグラムを投稿し、手術を知った人たちからの温かい応援メッセージに感謝した。また、手術前日に撮影した涙の動画もアップ。ずっと自身の「性別」に悩み、手術を決意したこと、手術を前に恐怖に襲われていることなどを伝えるものだった。この動画は1時間で27万回以上再生されるなど、反響が広がっている。

 GENKINGはこの日午前、フジテレビ系「ノンストップ!」で手術を受けていたことを告白。昨年7月に戸籍変更も認められ、本名の「元輝(げんき)」から、「沙奈(さな)」になったことを明かした。

 29日夕には、インスタに手術前日に撮影した、最後の「元輝」の動画をアップ。「ついに、性転換手術をあした、ついにタイで受けることになりました。とにかく性別ですごくつらくて…やっぱり、なんか…や~だ、泣けちゃう」と決意を明かしながら、涙。「本来、生まれるべきだった姿に戻ろうと思いました。でもね、今…すごく怖い」と涙で声を震わせ、「だけど頑張って、あした、乗り越えて、変わったGENKINGを見て…みんなのために生きる目標になれたら」と話していた。

 動画のほかにも、文章をアップ。インスタには多数のメッセージが届き、「嫌なコメントは1つも無くて、みんなの優しさが暖かく沁みました。本当にありがとうございます」と感謝。「生まれ変われた今、人への感謝を忘れず、毎日を大切に過ごしています。始まったばかりの沙奈の人生を0から少しずつ大切な毎日を生きていこうと思います」とつづっていた。

 GENKINGはこの日、自叙伝「僕は私を生みました。」(双葉社)を発売した。

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