4人のももクロ しんちゃん主題歌 新体制で初仕事!声優にも挑戦
ももいろクローバーZが、シリーズ26作目となる「映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~」(4月13日公開)の主題歌を担当し、4人体制として始動することが25日、分かった。
21日のライブをもって、緑のイメージカラーを担当していた有安杏果さん(22)が卒業、芸能界を引退したばかり。新体制での初仕事で、メンバーはゲスト声優として劇中にも登場。5月の結成10年目に向け、再スタートする。
新生ももクロの初仕事は、クレヨンしんちゃんとのコラボだゼ~ット!!
配給の東宝によると、オファーしたのは昨秋。プロデューサーが「前向きで圧倒的にポジティブなももクロさんと、超自然体な5歳児・野原しんのすけとなら、最高にハッピーな掛け算になるのでは!と思いました」と白羽の矢を立てた。
メンバーには、公表前ながら、すでに有安さんの卒業を知らされていた年明けにコラボを伝えたという。主題歌「笑一笑~シャオイーシャオ~」(4月11日発売)は、中国語で“笑おう”を意味するタイトル。新章を「笑顔」でスタートさせる。
4人は劇中にカンフーファッションのアイドルグループ「くろぐろクローバーZ」として登場し、声優出演も果たす。しんちゃんたちが住む春日部の中華街「アイヤータウン」で、食べると凶暴化する「ブラックパンダラーメン」の広告塔として街のパニックの一端を担う。
ももクロメンバーは、有安さんの卒業ライブ翌日の22日に都内で取材に応じた。
リーダーの百田夏菜子(23)は「4人になって、すぐお仕事があるってことで、いい意味で、無理やりでも切り替えなきゃいけない。あかりん(11年に脱退した早見あかり)が抜けたときも、次の日にライブがあったので。4人になって初仕事が、しんちゃんとでドキドキとワクワクが止まりません」と心境を吐露した。
前日のライブ後には、5人だけで会話し「落ち着いたら鍋いこうね~」と約束したという。有安さんは主題歌起用を知らず、玉井詩織(22)は「『うらやましい』と思ってくれた方がうれしいよね」とニヤリ。マーチ調の陽気な曲となっており、佐々木彩夏(21)は「爽やかで明るくて、小さい子も一緒に歌ってくれたらいいな」と期待した。
母がしんちゃんのおかあさん・みさえにそっくりという高城れに(24)は「性格も似てるし、親近感があります。しんちゃんは5歳だけど、芸能界の大先輩。勉強させてもらいたい」と笑わせた。