斉藤由貴 助演女優賞に「運命の不思議な采配」 85年新人賞以来の栄冠

 東京映画記者会(デイリースポーツなど在京7社で構成)が制定する「第60回ブルーリボン賞」が、23日までに決定した。波瀾(はらん)万丈の1年の中、「三度目の殺人」で好演を見せた斉藤由貴(51)が助演女優賞に輝いた。

 斉藤由貴は、助演女優賞に輝いたことを「運命の不思議な采配のよう」と表現。具体的に聞かれると、「今のタイミング?みたいなこと」と笑いながら明かした。1985年の新人賞以来となる栄冠。「うれしくてたまらないです。評価していただいたことに感謝というより感動してます」と喜んだ。

 「三度目の殺人」では少ない出演時間で存在感を見せた。撮影は昨春に終わっていたが、是枝裕和監督(55)とは“騒動”の起きた8月からLINE友達になった。「是枝さんも、三谷(幸喜)さんも、(騒動渦中だった人間を)名乗りを上げて応援してくださるというか、励ましてくださるというか。そういう方の存在の大きさをものすごくひしひしと感じます」。3人の子供からも受賞を祝福され、夫には焼肉をごちそうされた。

 32年前の授賞式は覚えていない。2月8日に思いをはせた斉藤は「両親に見せてあげたいな。娘の晴れがましいところを」とほほ笑んだが、「両親が見てたら泣いちゃうかも」。今回は忘れられない授賞式となりそうだ。

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