将棋の長谷部久雄九段が死去 アマチュア王将戦など立ち上げに携わる

 日本将棋連盟の理事・監事を長く務めた長谷部久雄(はせべ・ひさお)九段が昨年12月27日、千葉県千葉市の自宅で亡くなった。84歳。23日、日本将棋連盟が報道各社に発表した。

 葬儀は近親者のみで営まれ、「お別れの会」が2月28日に東京・将棋会館(渋谷区千駄ヶ谷)で営まれる。

 長谷部氏は千葉市生まれ。昭和25年、故・大和久彪八段の門下となり、27年初段、30年四段に昇進し、プロとなった。36年に七段、57年に八段。平成5年に引退した。通算成績(1109戦)は541勝568敗で、勝率は0・488。

 同連盟の常務理事や専務理事、監事を歴任し、全国規模でアマチュア王将戦(昭和59年)、オール学生選手権(昭和61年)など数々の大会の立ち上げに携わるなど、普及活動にも心血を注いだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス