【小室会見4】文春砲被弾、昨年末には胸騒ぎ「まかり通るわけない」

 週刊誌の「週刊文春」に不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサーの小室哲哉(59)が19日、都内で会見を開き、引退すると発表した。不倫関係は否定したものの、お相手とされた看護師のAさんから医療以外にも精神的なサポートを受けるようになる中、昨年末には「こういう事態が起きるだろうという胸騒ぎがしていました」と、11年にくも膜下出血を発症した妻・KEIKOの介護と仕事、そしてAさんとの関係性という微妙なバランスの生活が破綻することを予見していたと明かした。

 【以下、会見コメント】

 体調不良は本日も変わらず、残念ながら耳鳴りがどうしても治らなくて、ここ最近は、音楽制作の締め切りが滞ることも…今までなかったんですが、最近は3日、1週間、納期みたいなものが滞りはじめまして。小室哲哉だったらこんな曲をつくるだろう、こんな音をやってくれるだろうということに応えられるかどうかということも17年秋ぐらいの制作からは自問自答する日々でした。

 特に歌手の方に提供する楽曲の評価がいいものになってくれるか、歌手の方のためにいいものになるかということで、1週間ぐらい悩み、やり直しみたいな日々もたくさんありました。10年前、20年前の90年代のころは考えられなかったことなんですが…。なんでだろうなと思ってはいるんですが、去年ぐらいからですかね。公務員の皆さんとかが一般的に定年というのが60歳。65歳の方もいらっしゃるかもしれませんが、(私は)去年58の時点で、59になる。18年には還暦、60を迎えることになるということで。ある種60というのが一つある種、大きな節目なのかなと。能力というか、力を超えた、特に創作ではどうなのかなというのが出てきました。期待に応える音楽制作のレベルなのかなというところで。どなたかがダメだと(言っているのかと)いうこともはっきり分からず、やり直し、やり直しというのも増えてきました。やっとの思いでできあがったもので次の仕事という日々が多くなりました。

 簡単に言うと不安、懸念、自信のなさみたいなことが日増しに増えてきまして、KEIKOにもずっと簡単な言葉ですが、悩みは言いましたが、もともと音楽に興味がない人になっていて、「そうなんだ」というぐらいだったのかなと思っています。

 不安に駆られる日々はさらに続きました。そんな中ですね、医療、精神的な知識を持ったA子さんが、片方では往診とかそういうことでなんとなくサポートをしてくれる日々が続いてしまいまして。ついつい相談事とか、頼る年末年始、17年から18年に特になってしまいました。そういった誤解を招く不徳の致すところという環境の中、年末に、風のうわさなのかな、分からないですけど、何かこういった事態が起きるだろうという胸騒ぎがしていました。こんなことをしてまかり通るわけないなという気持ちをずっと思っていました。

 思っていたんですが、自分の体調と分かってもらいたいけど分かってもらえない。聞いてもらいたいけどもらえないわけではないんですが、理解してもらってるのかなと思う妻。ピアノのフレーズをちょっと弾いても30秒も聴くのはもたないという奥さんの環境で、(Aさんへの)依存が、彼女の方に強くなってしまいました。そういったピーク、自分でも胸騒ぎというか、もうここまでだなと思ったちょうど矢先というか、タイミングというか、そういうことか分かりませんが、週刊文春さんが(報じた)。僕から言ったら戒めなのかなと今から見たら思っていますが…。

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