阪神・淡路大震災23年 東北からも祈り「神戸忘れない」

 6434人が亡くなった阪神・淡路大震災は17日、発生から23年となり、兵庫県内各地では雨の中、市民らが鎮魂と記憶の継承の願いを込め、黙とうをささげた。

 東日本大震災の津波で甚大な被害に遭った岩手県陸前高田市でも同日、神戸市から贈られた「希望の灯(あか)り」と呼ばれるガス灯の前で、阪神・淡路大震災発生時刻の午前5時46分に合わせて、住民が黙とうをささげた。ガス灯は2011年12月に分灯され、震災時に避難所にもなった高台の資料館の庭先にある。周囲がまだ暗く寒い中、住民約20人が集まり、静かに祈った。

 毎年参加している陸前高田市の無職武蔵栄治さん(81)は「岩手が被災した際には、たくさんの支援をいただいた。犠牲者の命を無駄にしないため神戸の災害も絶対に忘れない」と語った。

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