ミタパン、初場所休場の貴ノ岩を思いやる「復帰だけじゃなく復活できる環境作りを」
昨年の秋巡業中、元横綱日馬富士に暴行されて負傷した十両貴ノ岩が初場所も休場することが12日、決定したことについて、フジテレビの三田友梨佳アナウンサーが同日、同局系の生番組「バイキング」で、貴ノ岩が「復帰するだけじゃなくて復活できるような環境作りを」と訴えた。
貴ノ岩はこの日、日本相撲協会に「頭部外傷、頭皮列創痕、右乳突蜂巣(耳の後ろ)炎痕」との診断書を提出し、初場所は全休する見込みとなった。
三田アナは「過去にどんな診断書が出されたとしても、今どんな貴ノ岩関の状況で、いつ復帰できるかというのが一番心配ですよね。体力的な面もそうですけど、戻ってきても簡単にね、これだけ休んでたら勝つことって難しいと思いますし」と貴ノ岩を心配。
「それに加えて自分が上り調子の中で(十両に)降格されて、自分を守るために行動してくれた親方がまた理事(から)降格してっていう中で、心の傷はどんどん深くなってしまうと思いますし」と、その心中を思いやった。
その上で、「ただ単に復帰するだけじゃなくて、復活できるような環境作りというのをを、協会は優先して考えてほしいと思います」と求めていた。