生瀬勝久、蒼井優との舞台は「古畑任三郎みたい」 ストレスで吐きそうとも告白

 女優・蒼井優(32)が8日、東京・新国立劇場で行われた舞台「アンチゴーヌ」(9日初日)の会見に出席した。

 無償の愛を貫くアンチゴーヌを演じる蒼井は、2時間10分の上演時間中、崇高な意志を貫くクレオン王役の俳優・生瀬勝久(57)と2人のみのシーンが45分間あると明かし「そこを頑張りたい」と宣言。十字型のステージとなるが、「今までで一番、お客さまに近い舞台。客席の方に降りていくことが多々あるので、ご迷惑がかからないように気をつけたい」と話した。

 見どころについて、蒼井は「一番はじめの5分、10分で全部のストーリーを1人の役者さんがしゃべってしまう。その作りが面白い」といい、生瀬は「古畑任三郎みたい」と乗っかって笑わせた。

 また、ストレスで吐きそうになるほど役に向き合っているという生瀬は「蒼井優さんと2人で、演劇史に残るものにする自信がある」と気合満々だった。

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