真屋順子さん死去 「欽どこ」お母さん役で欽ちゃんと名コンビ 闘病の末に…

 1970年代から80年代後半に放送され国民的人気番組だった「欽ちゃんのどこまでやるの!」(欽どこ)の母親役で知られる女優・真屋順子(本名・高津詔子さん)が、昨年12月28日に亡くなっていたことが5日、分かった。75歳。大分県出身。2000年に脳出血で倒れて以降、闘病とリハビリの日々を送っていた。葬儀は家族のみで営んだといい、後日、同番組の関係者らが発起人となり「偲ぶ会」が予定されている。

 「欽どこ」の“お母さん”としてお茶の間に親しまれた真屋さんが、新年を迎えることなく天国へ旅立った。

 真屋さんは1961年に俳優座養成所に入所。27歳のときに俳優の故高津住男さん(享年74)と結婚した。

 「欽どこ」では萩本欽一(76)の妻役として人気を博したが、晩年は病と闘い続けた。00年12月に脳出血で倒れ左半身不随に。その後、脳梗塞、大動脈瘤、心不全を発症。自力呼吸もままならないほど体が衰えていた。

 10年には住男さんが死去。昨年7月にTBS系「爆報!THEフライデー」にVTR出演し、「欽どこ」で娘役だった倉沢淳美(50)と入院先で約20年ぶりに再会したが、寝たきりで、言葉を発するのもつらそうだった。

 死去は萩本にも大きなショックを与えたよう。萩本の所属事務所は、萩本が入院中の真屋さんを「ずっと、こっそりお見舞いに行っていた」と明かし、年末に真屋さんが亡くなったことも「知っていた」とした。真屋さんの葬儀が家族葬だったため「弔問は控えた」といい、萩本は「後日、(欽どこ)番組関係者で、真屋さんのご家族も含め偲ぶ会を開く予定なので、それまではコメントを控えたい」と話しているという。

 “ファミリー”にも悲しみは広がった。息子役の見栄晴(51)はブログで、亡くなった翌日に弔問したことを明かし、「長い闘病生活をされていたとは思えないほど、優しく朗らかなお顔をされていました。きっと今はもう大好きな舞台に立たれ、お芝居をされている事と思います…」と優しかった“お母さん”に感謝していた。

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