高麗屋三代が銀座線ジャック 歌舞伎史上初

 歌舞伎俳優の松本幸四郎(75)と長男の市川染五郎(44)、染五郎の長男で幸四郎の孫である松本金太郎(12)の“高麗屋三代”が、歌舞伎史上初の地下鉄ジャックを行うことが28日、分かった。

 18年1月の歌舞伎座での公演「壽 初春大歌舞伎」(1月2~26日)と同2月の「二月大歌舞伎」(2月1~25日)で幸四郎が二代目松本白鸚、染五郎が十代目松本幸四郎、金太郎が八代目市川染五郎をそれぞれ襲名。これを記念して、同年の元日から15日まで、銀座線1000系の車両内に襲名披露を記念する舞台写真や映像、この電車のためだけに寄せた本人メッセージなどを掲出する。

 18年は銀座線の開業90周年、歌舞伎座の開場130周年、そして三代襲名とトリプルのおめでたが重なる形となり、コラボが実現した。1000系は昭和2年の開業当時の車両をイメージしたデザインだけに、外観でも車両内でも伝統の雰囲気を味わうことができそうだ。

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