松居一代「やりました!」苦しき“勝利宣言” 船越希望通りの離婚成立のはずが…

 女優の松居一代(60)が15日、都内で会見を行い、13日に東京家裁で行われた第2回調停で俳優・船越英一郎(57)との離婚が正式に成立したことを報告した。船越側から離婚成立が発表されてから一夜明けたこの日、松居は再三にわたってガッツポーズを見せ、「離婚を勝ち取りました!」と主張。だが、調停自体が船越側から起こされたものである上に、船越からの謝罪も受けていない“苦しき勝利宣言”となってしまった。

 相手方から起こされた調停で、相手の希望通りに成立した離婚。それでも松居は会見場に現れるなり、満面の笑みとガッツポーズで必死に勝利をアピールした。

 冒頭、「喜ばしいことなんですけど、離婚が成立しました!やりました!」と高らかに宣言。調停前夜から弁護士らと作戦を練り、一睡もせずに13日の調停に出席したことや、“勝負服”として真っ赤なスーツを着用したことなどを雄弁に語り、「今は本名の松居一代です」と胸を張った。船越に対しては「大っ嫌いです。かける言葉など何一つありません」と厳しく批判。どこまでもノリノリで、新生活への希望を口にし続けた。

 だが、もともと今回の調停は、船越が離婚を希望し、松居が応じなかったために行われたもの。この点を問われると、「いろいろ報道されていますが、今、私がお話ししていることが正しいことなんです」と、具体性を欠く回答に終始した。

 松居は“勝利”の根拠として、財産分与が行われなかったことを強調。だが関係者によると、船越側は当初から財産分与を要求しておらず、自宅における船越の所有分(5分の1)も、相応な額で松居が買い取ることとなったため、実は船越側の要求がおおむね通った形。当初から執拗に求めていた船越からの謝罪も「真っ赤な他人様と思っていますので、そういうものは必要なくなりました」と、受けていないことが明らかになった。

 会見の終盤には携帯電話を取り出し、母・政枝さん(85)に「おかあちゃん…離婚できたよ」と涙で勝利報告をしてみせるパフォーマンスも展開した松居。動画サイトやSNS、ワイドショーなど、多くのメディアを巻き込んだ“松居劇場”は、最後までワンマンショーのまま終幕を迎えた。

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