富岡八幡宮殺傷事件容疑者が“遺書”「永遠に祟り続ける」

 東京都江東区の富岡八幡宮で宮司の富岡長子さん(58)ら4人が殺傷された事件で、殺害された長子さんの弟で自殺した元宮司の茂永容疑者(56)名の文書がデイリースポーツ(神戸市)など、少なくとも24カ所に届いていたことが11日、分かった。

 新聞社をはじめ、地元の警察署長や八幡宮関係者などで、消印は事件翌日の8日。末尾に「富岡茂永」との手書きのサインと母印があった。事件直前に投函(とうかん)したとみられる。

 “遺書”ともいえる文書は、「約30年に亘り続きました、富岡家の内紛」についての「真相」を明かすとして、A4判の用紙8枚にワード書きでびっしりつづられている。長子さんについて「中学生のときから、シンナーや覚せい剤、男遊びなどに溺れ(中略)」などと中傷。最後の1枚には「永久に富岡八幡宮から追放する事」などと強い言葉で4項目を求めている。

 実行されなかった場合は、「私は死後においてもこの世(富岡八幡宮)に残り、怨霊となり、永遠に祟り続けます」と繰り返し書かれてあり、最後には“血判状”のように署名と母印があった。

 また事件当時、車内に逃げ込んだ長子さんを、茂永容疑者が引きずり出し、刃物で切り付けていたことも判明。警視庁捜査1課は、茂永容疑者が強い殺意を持って襲ったとみている。

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