奥菜恵、これまでの芸能生活で一番辛かったのは…「子供を産んで強くなった」

 女優の奥菜恵が11日、TBS系「ビビット」の密着取材に登場。芸能生活25年を振り返り、一番辛かったことを振り返った。奥菜はこれまで3度の結婚を経るなど、波瀾(はらん)万丈な私生活を送ったが、「子供を産んで強くなった」と笑顔を見せた。

 番組では、今年芸能生活25年を迎えた奥菜に密着。ママチャリを駆り、スーパーでは安くて新鮮な食材を探すなど、どこにでもいる普通の主婦のような生活ぶりを披露。2人の娘のために料理はもちろん、畑仕事、ミシンなどで手作り小物を作るなど、良きママとしても奮闘している。

 奥菜は昨年3月に年下俳優の木村了と3度目の結婚を発表しているが、これまでも04年にサイバーエージェントの藤田晋社長と結婚し、1年半で離婚。09年に同い年の会社員と結婚し、長女と次女をもうけたが、12年に別居し、15年7月に離婚。そのたびにマスコミに追いかけられてきた。

 奥菜は、これまでの芸能生活で一番辛かったことを聞かれ「1日10時間ぐらい寝たいのに、2、3時間(睡眠)の生活が続いたときは苦しかった。余裕がなくなる」と多忙のため睡眠が削られたときは辛かった様子。そして「あと、やっぱり…」と切り出すと「こういう仕事をしているからだけじゃなくて、いろんなことを言われる。それを受け流せる心の強さを持っていない時期は苦しかった」と、結婚、離婚に絡む周囲の声に悩んだ時期もあったと告白した。

 それを受け流せるようになったのは「子供を産んで強くなったかな」。最愛の娘の存在が、過去を冷静に振り返られる原動力になったと語った。

 今後についても「仕事もできることをやりながら、子育てを。今しかない。今できることを大事にしながら、家族の絆を深めていきたい」と子育て優先でいきたいと話していた。

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