M-1 上沼恵美子、因縁のカミナリに90点「ドツキいるんか」と公開指導も
漫才日本一決定戦「M-1グランプリ 2017」の決勝が3日、都内で開催された。
昨年に続き決勝進出したコンビ・カミナリは、茨城弁でクマの捕獲をネタにした漫才を展開。ボケる竹内まなぶの頭を、石田たくみが強烈に叩くツッコミを繰り出した。
昨年、審査員の上沼恵美子が、カミナリに「81点」と突出して低い点数をつけたことがネットで話題となり、今回の採点に注目が集まる中、上沼は「90点」をつけた。
コメントを求められた上沼は「去年、私低かったでしょ」と切り出し「サンドウィッチマンが部屋に来て『カミナリのどこが悪いんですか』って脅されたんです」と笑わせた。
そのうえで「きょうのはネタがとっても好き!」と評価。しかし「ただ、叩いて笑いが来ない。あのドツキはいるんやろか。叩いてから突っ込むというのはいらないと思う、くせになってる。これ(ドツキ)なしで突っ込んでも笑いは来ます」と公開指導した。
「サンドウィッチマンに脅されたから90点じゃございません。ネタの力です」と締めていた。
竹内は「この1年、もやもやしてたものが全て分かりました」と語っていた。