三田村邦彦 仕事仲間と飲み会の鉄則「仕事の話しない」日馬富士問題に触れ…

 俳優・三田村邦彦(64)が29日、大阪市内で、テレビ大阪の新春特番「おとな旅あるき旅 新春スペシャル」(来年1月6日、後6・30、関西ローカル)の収録に参加。相撲界で、横綱日馬富士(33)が平幕貴ノ岩(27)に酒席で暴行した問題に関連し、「飲み会で芝居の話をしないこと」と、仕事仲間との飲み会の鉄則を明かした。

 三田村は劇団所属時代、舞台の打ち上げの席で、芝居のことでケンカが起こるのが嫌だったという。しかしある時、大先輩の藤田まことさんから「役者は他の役者を否定しちゃダメだ」と言われ、飲み会で芝居の話をしなければ大丈夫と悟った。それ以来「飲み会で芝居の話はしない。この番組のメンバーでご飯を食べる時も、番組の話はしない」と決めていると話した。

 「打ち上げなどで『なぜあんな芝居したんだ』とか言い合ってケンカになるが、役者同士でこういう引き出しを持っているといいよ、くらいのことしか言わないようにしている。陰口をたたかないのが一番」と力説した。

 この日は、レギュラーを務める同番組の新春スペシャル特番で、自身が歌うテーマ曲「明日へのターミナル(仮)」がお披露目されると発表。来年で放送10年目に突入するが「今までもテーマ曲を歌いたいと言ってきたが、かなわなかった。今回はテレビ大阪の社長に直訴してOKが出た。途中で、誰がお金を出すんだとモメて頓挫しそうになったが、何とか実現した」と紆余曲折を経てアピールが実ったという。

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