朝ドラ100作目ヒロイン前倒し発表の理由は…NHKの「働き方改革」影響

 女優・広瀬すず(19)が、NHKの朝ドラ100作目となる2019年度前期連続テレビ小説「夏空」(同年4月スタート)のヒロイン・奥原なつを演じることになり20日、都内で会見した。高度経済成長期に北海道・十勝からアニメーターを目指し上京する少女の成長を描く日本のアニメ創生期の物語で、広瀬は大きな節目の抜てきに「100回目でプレッシャーを感じている」と話しつつ「新しい風を吹かせられるように頑張ります」と意気込んだ。

 今回のヒロイン発表は、放送の1年5カ月前と通常より前倒しで行われた。これにより、前作にあたる18年度後期「まんぷく」のヒロインが「まだ選考方法を検討している段階」(NHK広報担当)と未発表という、異例の“逆転現象”が発生した。

 磯プロデューサーも「記憶にない」という事態だが、その要因は、「北海道の気候」とNHKがすすめる「働き方改革」の2つという。通常は放送開始の半年前にクランクインするが、今作はタイトルと舞台から北海道の夏空のもとでの撮影が不可欠。磯氏は「来夏から北海道で撮影に入らなければいけないので、(ヒロインの)発表も早めた。働き方改革で撮影期間を長くとるため、撮影に入るのが普段より3、4カ月早い」と説明した。

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