胆石性急性胆嚢(のう)炎のため2日に入院、手術を受けた将棋の加藤一二三・九段(77)が退院し、11日に仕事復帰した。所属事務所が発表した。
加藤九段は1日に腹部の痛みを訴え、2日に病院を受診。同日に緊急手術を受け、入院していた。
加藤九段はこの日、NHKで行われた将棋バラエティー「一・二・三!羽生善治の大逆転将棋」(来年1月3日放送)の収録に参加。所属事務所によれば同番組の収録への参加は「本人たっての希望」だったという。
同事務所では「術後経過は良好で、引き続き通院を続けながら収録に参加し、少しずつ体を慣らしていく所存でございます」としている。