加藤一二三・九段が仕事復帰「本人たっての希望」…急性胆嚢炎の術後経過は良好

 胆石性急性胆嚢(のう)炎のため2日に入院、手術を受けた将棋の加藤一二三・九段(77)が11日、テレビ収録で仕事復帰した。所属事務所が明らかにした。

 事務所は報道各社に宛てた書面で「11月2日に胆石性急性胆嚢炎の手術を受けて以降、大事をとって1週間ほど入院しておりましたが、本日11月11日のテレビ収録より、本人たっての希望により仕事復帰いたしました」と報告した。

 術後の経過は良好で、引き続き通院を続けながら収録に参加し、少しづつ体を慣らしていく、としている。

 加藤九段は1日に腹部の痛みを訴え、2日に病院を受診。医師の「出来る限り早い段階での手術が必要」との判断から緊急手術を受け、入院していた。

 退院後は、NHKで行われた将棋バラエティー「一・二・三!羽生善治の大逆転将棋」(来年1月3日放送)の収録に参加。仕事復帰も果たしている。

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