中山美穂 キレキレのラップ披露 初挑戦に「本当に難しかった」

 ラップバトルに挑む主婦を演じる中山美穂
 エプロン姿でラップをかます中山美穂
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 女優の中山美穂(47)が、フジテレビ系ドラマ「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」(14日放送、後9・00)に出演し、ラップに初挑戦していることが6日、分かった。オムニバスの1つ「フリースタイル母ちゃん」に主演し、キレキレのラップを披露している。1990年に放送された第1話に主演しており、同作には27年ぶりの登場。撮影前からラッパーのACE(27)を師匠に特訓を積み、視聴者のハンズアップ間違いなし(?)な新境地を開いている。

 ミポリンがラッパーになったYO!!主演する「フリースタイル母ちゃん」は、内気な主婦が、塗るとラッパーに変身する怪しげなリップクリームを買わされ、日々の理不尽にディスをかますようになる異色作。突如、脳内で鳴り始めるスクラッチ音に合わせ、心の中にため込んでいた家庭やパート先での悩みをラップにしていく。

 歌手としてレコード総売上げ1700万枚以上と実績十分だが、ラップは初挑戦。ラップバトルで人気のバラエティー番組「フリースタイルダンジョン」にモンスター(強豪)として出演するACEがラップを監修し、中山は数時間の特訓を受けてから撮影に挑んだという。

 当初は「(これまで)ノーラップ(の人生)でした。本当に難しかったです」と苦戦したが、今では感想を語りつつ「ラップのギャップで…」など、ついつい韻を踏んでしまうほど。「撮影中は頭の中でずっとリズムが鳴っていて、寝る時も起きる時もリフレインして止まらないんです。最近しゃべっていても自然とラップな感じになってしまって、イントネーションとかもちょっと変になってしまうんですよ」と、今では日常生活にまで影響が及んでいるという。

 「世にも奇妙な物語」には1990年放送の第1回に主演して以来、27年ぶりの出演。前回のホラー「恐怖の手触り」とは180度違う作風となり「完全にフレッシュな気持ちで臨んでいます」と振り切った演技を見せている。

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