テレ朝会長、スマステ699回終了理由は「自然の流れ」…整数で終わるルールもない
テレビ朝日の定例社長会見が26日、東京・港区内の同局で行われた。23日に最終回を迎えた元SMAPの香取慎吾が出演した「SmaSTATION!!(スマステーション、以下スマステ)」について、早河洋会長兼CEOは699回という中途半端な放送回数で終了したことについての質問に「長寿番組だから整数で終わるルールもなくて。自然の流れで終了したと受け止めていただければ」と特に意図はないと説明した。
終了理由は「総合的判断でやめるということ」と説明。「700回やれば皆さん満足するのかというと、そういうことではないと思うので、自然の流れで終了したと受け止めていただければ」とした。9月30日で終了すれば、区切りが良かったのではないかという指摘もあるが、「編成判断は局の独自性ですから。30日が空いているのではないか、というご指摘はお答えしようがない」と、語るにとどめた。
香取に対しては「2001年から16年という長きにわたって、香取さんに出演をしてもらいました。週末夜の情報エンターテインメントとして、独自の世界を構築してもらいました」とねぎらった。視聴率についても「平均視聴率は8・0%」と公表し、「高評価をしております」と語った。
香取が最終回で「残念ですよ。本当に続けたかったし…」と悔しさをにじませたことについても「16年も担当しますと、例えば久米さんは18年半。古舘くんが12年。番組のタイプは違うんですが、普通の人間の感覚として、感覚というか感情というかそういうことの表明と受け止めています」と、当然の感情だろうと受け止めた。