猪木氏が帰国 北朝鮮幹部「核開発、圧力かける限り続ける」

記者会見を行うアントニオ猪木参院議員=羽田空港(撮影・堀内翔)
訪朝帰国第一声記者会見場に入るアントニオ猪木参院議員=羽田空港(撮影・堀内翔)
訪朝帰国第一声記者会見を行うアントニオ猪木参院議員=羽田空港(撮影・堀内翔)
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 北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木参院議員(無所属)が11日、羽田空港に帰国した。帰国後の会見で「人の流れを絶やさない。ドアを日本側が閉ざしてしまっている状態ですから」と交流を続けていく必要があると訴えた。

 9日の北朝鮮の建国記念日に合わせ、「恒例の人的交流」としていた7日からの訪問では、朝鮮労働党で外交部門を統括する李洙ヨン副委員長(リ・スヨン、ヨンは土へんに庸)らと会談した。1時間15分ほどだったという話し合いでは、ミサイルや核開発についての話題も出たという。「核開発はいつまで続くのですかと(聞くと)、国際社会が圧力をかける限り続けると(返答があった)」と振り返った。

 ミサイル発射、核実験などを強行するなど、挑発的な行動を続けている北朝鮮に、この時期に訪問することについては、さまざまな意見が上がっている。

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