甲子園決勝戦視聴率は今大会最高17・1% 平日午後でも好調

 甲子園球場で23日に行われた第99回全国高校野球選手権大会の決勝戦「花咲徳栄-広陵」を中継したNHK総合の視聴率が、今大会最高の17・1%(午後3時36分~午後5時29分)をマークしていたことが24日、分かった。

 試合開始から前半部分を中継した午後1時50分~3時34分も15・2%で、平日の午後ながら10%台後半をつけた。

 瞬間最高は午後4時37分の22・0%。九回裏2死満塁から、花咲徳栄の優勝が決まる瞬間までの場面だった。

 今大会は広陵・中村奨成捕手(3年)が準決勝で2本塁打を放つなど、1大会通算6本塁打の最多記録を更新。1大会通算安打数をはじめ打撃記録を次々と塗り替えた。準優勝に終わったが、注目度は日を追うごとに増していった。大会で飛び出した総本塁打数も68本と、これまでの最多記録を更新していた。

 (数字はビデオリサーチ日報調べ。関東地区)

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