小林麻耶 輸血後の麻央さん、見る見るうちに顔が変わった…献血者に何度も感謝

 フリーアナウンサーの小林麻耶(37)が3日、FM OSAKA「LOVE in Action」(JFN系 後5・36)に出演した。収録は妹の小林麻央さんが亡くなった翌日の6月23日に行われた。番組関係者が出演を配慮したが、麻耶は、麻央さんが輸血を受けて闘病生活を支えられたことを感謝するために収録に予定通り参加した。献血者に感謝する麻耶の声はずっと震えていた。

 体調不良で仕事を休んでいた麻耶にとって同番組への出演は久しぶり。番組冒頭では、DJの山本シュウに「ただいまです。会いたかったです」と元気にあいさつした。しかし、山本が収録の数時間前に麻央さんが亡くなったことを告げ、麻耶がマイクに向かうと「数時間前に妹がこの世を旅立ってしまったので正直、悲しいです。悲しいという言葉だけじゃ済まされない感情ってこんなにもあるんだなというのがもちろんあります」と麻央さんが亡くなった直後の心境を涙声で表した。

 山本がリスナーの声を紹介。自身の血液型がA型であること、献血を通して手助けをしたいなどのメッセージが読み上げられた。麻耶は「妹もA型なんです」とし、「(献血は)本当に必要なんですよね。血液バッグには名前書かれてないんです。どこの誰か分からないのに、この方が命を救って下さってるっていう…本当に素晴らしい。手助けとかじゃなくて救ってるんですよ、人を。本当にありがとうございますって思います」と献血者のおかげで麻央さんの「命がつながったこと」を感謝した。

 また、輸血を受けた後の麻央さんについて「本当に見る見るうちに顔が変わっていくんです。人って人に救われるんだなって実感しました」と表情に変化があるとの具体的な話をし、繰り返し感謝の気持ちを表した。

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