女優の大竹しのぶ（５９）が２１日、都内で主演ミュージカル「にんじん」（８月１～２７日、東京・新橋演舞場、９月１～１０日、大阪松竹座）の製作発表会見に出席。カメラマンの篠山紀信氏（７６）にキレたことを明かした。

　舞台は３８年前の作品の再演で、大竹は１４歳の少年・にんじんを演じる。ポスター撮影では篠山氏から「今でもできるんじゃない」と持ち上げられた大竹だが「できあがったものを見て『ふざけるな』って思った。何か、おばさんが喜んでるみたい」と自虐的に語った。舞台は家族にすらうとまれながらも懸命に生きる少年の物語。父・ルピック氏を宇梶剛士（５４）、母・ルピック夫人をキムラ緑子（５５）、兄・フェリックスを中山優馬（２３）が演じる。