はなわ 義父と初対面…末期がんに罹患していた、妻は2歳で生き別れに

イベントでニューシングルをPRするはなわ=東京・ヴィーナスフォート教会広場(撮影・開出牧)
イベントで「佐賀県」を歌い拍手に応えるはなわ=東京・ヴィーナスフォート教会広場(撮影・開出牧)
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 タレントのはなわ(40)が28日、都内で、24日に発売した13年ぶりの新曲「お義父さん」の発売記念イベントを実施。同曲がきっかけとなり、音信不通だった義父と初対面したことを明かした。

 同曲は昨年3月、はなわが妻・智子さんの誕生日にプレゼントするため、智子さんの父親に対してのメッセージを込めた楽曲。智子さんは父親と2歳で生き別れており、はなわも会ったことがなかったという。

 昨年、智子さんに歌を贈る1週間ほど前、智子さんの親戚から連絡があり、義父が福岡に住んでおり、末期がんに罹患(りかん)していることを聞かされたという。智子さんは当初、会いたいという父親の申し出を断ったが、「お義父さん」を聞いたことで会う決心を固め、昨年5月に面会した。

 はなわは「嫁は『会いに行けってことなのかな』と言って、会いに行きました」とドラマチックな再会を説明。同7月には、はなわの息子が出場した福岡で行われた柔道の金鷲旗に出場した際、会場で義母なども交えて家族が顔を合わせたという。はなわは「この曲のおかげ。不思議な力がある歌なんだと思います」とし、今後の目標として「紅白で歌いたいです」と挙げた。

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