パンサー尾形 恩返し走誓う 震災で実家は流され、父は津波にのまれ…

大会の盛り上げを誓う(左から)パンサーの菅良太郎、向井慧、尾形貴弘=東京・虎ノ門
大会の盛り上げを誓うパンサーの(左から)菅良太郎、向井慧、尾形貴弘=東京・虎ノ門
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 お笑いトリオ「パンサー」が、東北を舞台にした自転車イベント「ツールド・ド・東北2017」を応援する「ツール・ド・東北 フレンズ」に就任し19日、都内での発表会に登場した。

 この大会は東日本大震災の復興支援と震災の記憶を未来に残しておくことを目的に2013年にスタート。今年で5回目の開催。今回は、パンサーのメンバー・尾形貴弘(40)が、新たに会場となる宮城県東松島市野蒜地区出身という縁で大役を任された。

 実は、2年前の大会で尾形が走ることを予定していたが、扁桃腺が腫れてしまい、ドタキャン。菅良太郎(35)が代役を務めた。今回がリベンジとなる尾形は「今回は大丈夫。体調管理もバッチリします。地元ですし、東松島復興大使も務めているので、きちんと走らせていただきます」と誓っていた。

 また尾形は、今回の就任に「震災で家は全部流された。父は津波にのみ込まれた。そんな状況でしたが、県外の方に助けていただいたので、その恩返しをしたい」と語った。

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