俳優の野村周平（２３）が８日、都内で行われた主演映画「サクラダリセット　後篇」（１３日、全国ロードショー）の公開直前イベントに出演した。キャストの先頭に立って会場に姿を見せると多くの女子高生を含む２５０人の観衆から悲鳴にも似た歓声が上がった。

　黒島結菜、平祐奈、恒松祐里、及川光博といった共演陣と壇上へ。及川がよく見せるファンを指さす動きをすると、すぐさまそれをまねてまた大歓声を起こした。

　日頃はおしゃべりだという野村だが、今回演じるのは理知的なタイプ。「普段の僕からすると…こっちの方がモテるんでしょうけどね、黙ってる方が。こういうこともできますっていう」と新境地の開拓につながった様子だった。

　敵役の及川とは、長セリフの応酬で対決した。及川が「１シーンがめちゃくちゃ長い。（台本で）何十ページもある」とため息まじりに振り返れば、野村も「そこは目を離さないで見てほしいです。本当に長いから」と呼びかけていた。