岡田准一 映画界のレジェンドから一目 木村大作氏「活動屋の空気を持っている」

 V6の岡田准一(36)が4日、都内で行われた主演映画「追憶」(6日公開)の公開直前イベントに登場し、カメラマンとして共演の俳優・小栗旬(34)と観客を撮影した。実は岡田がカメラマンを務めるのはこの日が2度目。初体験は同作の現場で、物語の分岐点となる重要なシーンの1つを担当した。

 同作を撮影した木村大作カメラマン(77)の勧めで、撮影にチャレンジした岡田。単なる風景ではなく、しっかりと動きのある場面だったため、緊張は相当なものだったという。映画のエンドロールでは、撮影スタッフの中に、しっかりと「岡田准一」と名を連ねている。

 木村カメラマンは、黒澤明監督も一目置いていたほどの日本映画界のレジェンドの1人。現場で複数のカメラで同時に撮影する際などにはスタッフにカメラマンをやらせることもあるが、俳優にやらせることはめったにないという。岡田にカメラを預けた理由について、デイリースポーツの取材には「岡田さんはね、活動屋の空気を持ってるんだよ」と答えた。年は離れているが、映画に携わる人間として、自身と同じにおいを感じていたようだった。

 この日のイベントでは、35ミリフィルムのカメラを回して、共演の小栗旬(34)と観客を撮影した。デジタル全盛の現在、フィルムのカメラは日本の映画の撮影現場ではほぼ使用されていないが、岡田は「あこがれのカメラです」とウキウキ。フィルムの回るシャカシャカという音を聞きながら「これ(カメラ)を回せるのはなかなかないので幸せです」とうっとりしていた。続いて小栗もカメラマンを初体験し、「あーめっちゃいいっすね」。2人で顔を合わせながら子供のように喜んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス